2020/09/27
「人は見た目が100パーセント」というタイトルのドラマがありましたが、ビジネスシーンでもプライベートの場面でも見た目は大変重要です。特に恋愛では初対面の印象がその後にも大きく影響します。同窓会で恋が芽生えるのも、学生時代の初恋のイメージが何年経っても頭に残っているからでしょう。ですから、第一印象で悪い印象を持たれたら後がありません。
就活で言えば一次面接のようなものです。まずは70%以上の人に好感をもたれるファッションを心がけることです。一番大事なことは清潔感が感じられるかどうかです。そして安心感と知性も重要です。ファッションを考えることは自分自身との対話です。客観的な目で本当の自分を見る目を養うことが大切なことなのです。
そのためには、自分のことを第三者的な目で見て、自分の良さを際立たせてくれる洋服を選ぶ習慣を身につけることです。けして遊び人のようなイメージを与えてはいけません。さわやかで真面目なイメージを与えるファッションを心がけましょう。ちょい悪オヤジよりもトラッド系さわやか紳士のほうが好感度ははるかに高くなります。
無理して若作りする必要はありません。こだわりすぎず、流行を追わず、万人受けするスタイルを考えましょう。そして色が自分に似合い、サイズがピッタリ合っていることが大事です。
プライベートな場面ではセーターなどは着こなしが難しいですが、シャツとパンツにジャケットのスタイルであれば、コーディネイトも簡単ですし、スマートできちんとした印象を与えます。
また、ポケットチーフは男性には数少ないお洒落を演出できる小道具です。最初は無地の薄めの色が使いやすいでしょう。何種類かのポケットチーフを持っていたら、ジャケット・シャツ・ネクタイとの組み合わせで幾通りにも使えます。さらに、ジャケットの襟のボタンホールに気に入ったラペルピン(ピンブローチ)をつけたら一気にお洒落度があがります。
少し勇気がいるかもしれませんがショールを巻いたらエレガントな雰囲気になります。もしファッションセンスに自信がなければ、紳士服のお店や百貨店で、スタッフの人にコーディネイトしてもらうと良いです。スタッフの人は多くの男性を見てきているので適切なアドバイスしてくれるでしょう。また、今はイメージコンサルタントという職業もありますから、お金はかかりますが相談する手もあります。
変わりたいと思っても、最初は長年付きあってきた自分自身のファッションをガラッと変えるには勇気がいるかもしれませんが、何より大切なことは「今日からファッションを変える」と決めることです